2020年3月分
こんにちは。今のところ無事なさがみのです。
この一ヶ月の間にも五輪延期やコミケ中止など自粛ムードは日々加速していますが、高齢者の多い我が国では致し方ないのでしょう。知らんけど。
例によって今月は何も工作していないので模型ネタはございません。厳密には失敗してドボンしてそれっきりなのですが。その代わりと言ってはアレですが神奈中ネタを少々。
KL-代から大量に導入されてきたフォグ大6ファン補助灯有、といった仕様のエアロスターですが、特定車等を除くとついに残存台数が20を切るレベルにまで減ってきてしまいました。通学その他で非常に馴染みのある車両たちなだけに未だにその実感がありません。灯火規制対応車の移籍も多く聞かれるようになっている今ですから、6M70搭載車の消滅もそう遠くない時期に来たんだなと思ってしまいます。
画像のクルマも今月の撮影なのですが、つい先日EDSS付のMP38に置き換えられてしまいました。移籍するなら近場で…というオタクのワガママな願いとは裏腹に、かつての同僚たちは既に岩手や鹿児島など絶妙な遠さの新天地で活躍しています。特に南国交通は市営からの路線移管の絡みなのか、かなりハイペースで移籍が進んでいるようです。この騒動が終息した暁には素材集めも兼ねて行ってみたいですね。
まさかこの後積もるほど雪が降るとは思わなかった(こなみ)
おわり。
【バスコレ】広島電鉄 96661号車タイプ
こんにちは。さがみのです。
定期更新を2月29日にすれば4年に1回の更新で済むな~ とか考えていましたけどそんなんならやめちまえって話ですよね。はい。
まぁそれは置いといて、今回はネタをちゃんと(無理矢理)仕上げたのでタイトルの通りいきます。
今回製作したのはこちらのガーラ。2003年式のKL-LV781R2で、ご覧の通りいかにも空港リムジンって感じの見た目です。もともとは広島~広島空港を結ぶ路線用に導入されたためリムジン運行会社共通の紫っぽい塗装でしたが、新車導入による玉突きで呉に押し出され現在の広電塗装へと変更されたようです。
例によって表記類が何も無い状態ですが、一応完成ということで。
ベースはバスコレ17弾のミリオン塗装の広電ガーラで、同10弾の東京空港交通セレガRからひっぺがしてきたクーラーを載せています。素材を見て「あれ…?」って思った方がいるかはわかりませんが、リアは元の窓を埋めて一枚窓仕様に改造しています。もし今から一枚窓なガーラを作るのならば間違いなくJRバステックのものをベースにしていると思います。面倒臭い。京急使うのももったいないし。
んで、タイトルの「タイプ」とはなんぞやって話ですが、個人的に実車と比べて目立つ差違があったのでそう付けています。実車は用途が空連故に床下全トランクなんですが、バスコレではなぜかこの型が製品化されてないんですよね。移植するにもきれいに仕上がる気がしなかったので今回は無視。
まったく余談なんですが洗剤で洗うの忘れたまま塗装したらテープと一緒にベリベリ剥がれてえらいことになりました。気を付けないとね。
扁平じゃない10穴スチールホイール出してくれって3000166回くらい言ってる(大声)
おわり。
2019→2020
…いやもう大晦日???はやくない???って毎年のように言っているのですが、今年も色々あったわりに今までで最速に感じました。たぶん年齢のせい。
まあ年末ということで今年作ったものを並べてみました。あまり塗装した記憶がないので昨年より少ないかと思いましたが同じくらいの台数みたいです。目玉は当然呉のKC-LVで、改造らしい改造をしたのはこいつだけという。切り接ぎ苦手なんだもん…
一方で改造中とか塗装待ちも残っているので、来年も少なくとも同数程度は仕上がると思います。神○中限定品でエアロMもリニューアルされるみたいですし製品のバリエーション展開にも期待したいところです。
大晦日にだらだら長文を書く気にはならないので今年はこの辺で。
それではみなさま良いお年を!
おわり
【バスコレ】呉市交通局 Ho959号車
寒いです。さがみのです。
今月は何の工作もしていないので過去作を消化します。ブログ開設当初にも備忘録を兼ねている的なことを言ってた記憶があるので、これからもネタがなければこんな感じの更新になると思います。
今回のお車はタイトルの通りです。みんな大好きブルーリボン。
実車について
【事業者】呉市交通局
【局番】Ho959
【登録番号】広島22く3982
【型式】 U-HU2MMAA (HU2MMA41277)
同型のHo9510とともに1995年に導入された銀サッシ・二段窓のブルーリボンで、目立つところでは前面に確認窓があります。2台とも交通局の廃止に伴い広電へ引き継がれ広電カラーとなりましたが、Ho959(広電94790)は一足先に2014年頃除籍、その後解体されました。残ったHo9510(94791)はさらに呉市生活バスを運行するなべタクシーに移り、呉市音戸町をほぼ一周する音戸さざなみ線で活躍しましたが、こちらも2017年に除籍・解体されています。
バスコレでは走行システム基本セットB2に付属する未塗装ボディをベースに、JHBオリジナルセット2の側面窓をはめ込み製作。
車体側の加工では、公式側前輪直後のパネルを非公式側へ移植し、蓋の位置を実車通りに再現しています。他にパネルラインを彫ったり埋めたりしましたが、図を書くのが面倒なので割愛します(ダメ人間)
後退灯は丸型が左右1つずつなので、元のモールドを削って11弾のP-LVから移植しました。
前面の確認窓は開口した部分にTOMIXの1両用車両ケースから切り出したパーツを嵌めています。うまくいけば接着剤なしでも振り回して落ちない程度には固定できるかもしれません。あと地味なところでは側面幕の下の引き違い窓をプラ片で再現しています。
U-があるならKC-も… と言いたいところですがメトロ窓が非常に厄介で悩ましい。つらい。
というわけで最後に宣伝
音戸さざなみ線はいいぞ
おわり。
(2019/12/31 画像差し替え)
【バスコレ】広島電鉄 99682号車
明日から11月ですって。今年もあと二ヶ月って早くないですか??
ここ数年は年賀状に自作のイラストを印刷して出しているのですが、そろそろネタとパターンを考えておきたいところです。
では今月のお新車を。またギリギリで仕上げました(伝統芸能)
広島電鉄 99682号車 (KC-MP747K)
新車と言いつつ過去作のリメイクです。
これが2年前に作った同じ車ですが、前面の帯の太さが気に食わなかったのがリメイクのきっかけ。ここから塗り方は変わってないどころか悪化しているような… 誤魔化し方はうまくなったと思います。近くで見なけりゃわからない(
実車は呉市交通局が99年に初のノンステップ車として2台導入したもので、
広島200か64 呉市Fm991→広電99681
広島200か65 呉市Fm992→広電99682
となります。今年の一部路線の生活バス移管に伴い、ここからさらに瀬戸内産交へと移っています。厳密には呉市からの貸与っぽいですが…
車体の方は前中グラスラでクーラー前寄せのよくある初期ノンステ仕様で、リアは補助灯なしのシンプルなものです。
バスコレでは19弾の豊鉄バスをベースにほぼそのまま使ってます。特徴的なナンバーの台座とスピーカー、乗降中のアレ(名前知らない)は適当なプラ片から生成。くらいしか書くことがないですはい。
また何年かしたら作り直したいと思います。
おわり。
※実車の画像は広営業課(当時)にて許可を得て撮影
2019年9月分
こんばんは。ようやく秋っぽい気候になってきましたが、このブログをご覧の皆さまはいかがお過ごしでしょうか。皆さまってほど訪問者いないけど。私は一年通して飽きっぽいです。どうでもいいですね。さがみのです。
あー今月も何も作ってねーってことでエアブラシを出そうとしたのですが、部屋を少々整理していて窓際に荷物を積み上げてしまったので潔く諦めました。だからといって何もしないと毎月更新している意味がなくなるので、筆で仕上げられそうな中途半端な状態のやつをやっつけました。
ハマの青い暴走族のPKG-LV234L2タイプです。実車は2009年度と10年度にあわせて110台ちょっと入りました。全車局番にあわせた希望ナンバーで登録されましたが、一部ラグビーW杯の開催に絡み登録番号が「2019」に変更されているのもいます。
途中まで進めていたので窓まわり他黒い部分を塗ったのですが、あちらこちらはみ出して大変なことになってますね。おとなしく片付けて吹いた方が幾分マシだったのでしょう。
ベースは都営エルガ5台セットの同型式のやつです。横浜市営の場合、側面の表示器が前扉直後になるのでタイプとしています。この辺は塗装を修正するときに一緒に加工できたらなと。
実車見てると広告なんかも欲しくなりますね。ここと言えばこれ!みたいな広告つけたい… つけたくない? 丸々コピーしたら怒られるんかな? 知らんけど。
余談ですけど明日から消費税増えますね。計算しやすくはなりますが全くうれしくないです(あたりまえ)。
ではこの辺で。おわり。
【バスコレ】沖縄バス U-MK218J
梅雨が明けたと思ったらすぐファッキンホットな真夏の気候になってしまいました。
今月は辛うじて1台塗れました。7月いっぱい丸々梅雨に潰されて作業が進まなかったことにしておきます。
・沖縄バス U-MK218J
みんな大好き神奈中古。
ベースは23弾加越能で、二番目の角ベンを撤去した以外はそのままです。ベンチレーターについては現地で見た657号車を参考にしたのですが、時期や個体によって撤去されているかはまちまちなようです。
…画像を見れば一目瞭然なのですが、帯がひん曲がったりくっついたりで素晴らしい出来となっております。直線基調な塗装は1本曲がると全部ダメになるので難しいですね。その点曲線は多少雑でも誤魔化せる気がしないでもないでもないようなそうじゃないような(?)
当然仕上がりに納得できないので近いうちに修正したいと思います。ミディの顔塗るの難しくない??
あついのでおわり。
MP35JM讃歌
こんにちは。さがみのです。
真夏のような暑さから一転して雨シーズンになり、クセの強い気難しい髪が絶賛爆発中です。芸術は爆発だ。
今日は神奈中MPについて、工作用のメモついでにやっていきたいと思います。
─MP35JM─
それは神奈川に住む私にとっては自宅のような安心感のある、もっとも馴れ親しんだ乗り物のひとつと言えるでしょう。車内に響く6M70の音はさながら子守唄のよう。よく寝た。
最寄りの営業所はふそうメインなので当然といえば当然でありますが、通学やらなんやらで散々お世話になりました。いや現在進行形でなってます。
時は流れ、ついでに車両も流れ、その繁殖能力の高さから北は北海道南はジャマイカと全国各地で被害報告があがっているのは皆様ご存知の通りです。在来種をことごとく駆逐していく様から、一部では特定外来種?中古?などと呼ばれているようですね。特に琵琶湖の南と沖縄で猛威をふるっていますが、有効な対策法が見付かっていないのが現状です。
ふざけた前置きはこのくらいにしてさっさと本題に入りましょう。
一口にMP35JMと言っても導入年によって微妙な差があるのが趣味的に面白い点です。ざっくり計算したら6年で約750台入ってました。こわい。そんな差をお勉強することで憎き神奈中古にも愛着を持っていただけたら… なんて思ってないです。
改造でこだわりたい方は意識するとそれなりの自己満足感が得られます。(得られるとは言ってない)
まずはこちら、2001年式のKL-MP35JM。記念すべきMP35JMの第一陣です。
KL-MPの販売が開始された前年はツーステップ・リーフサスのMP33JMを導入していましたが、この年から車イス対応のワンステ車に切り替えられました。外見での大きな変更点は、
・バンパーが標準的なものに
・クーラーが新型に
・非公式側WB間のグリル消滅
・リアの補助灯がブレーキのみからウインカー一体型の横向きに
といったところでしょうか。窓配置や角型ベンチレーター3個載せな点はツーステ世代から変わらず引き継ぎ。この仕様は2003年まで導入されましたが、2002年途中からはターボ付になるなど中身は多少変化しているようです。MP37のようにターボ車の窓が小さくなったりはしないので、バスコレ的視点では気にする必要はないでしょう。マフラーもほぼ見えないですし。
ホイールは新製時は赤でしたが、その後横浜地区の一部を除き銀へと塗り替えられています。
※現在は特定車として数台が残るのみ
続いて2004年式のKL-MP35JMです。
この代からは発注の効率化やコスト抑制などを目的とした小田急グループマテリアルズ仕様となっています。小田急や立川はサッシが黒から銀になるなど見た目が大分変化しましたが、神奈中は元々銀だったのでそこまで大きくは変わっていません。一番分かりやすいのは角ベン3つ→丸ベン2つになった点で、他に非常口下のパネルも取っ手(?)と分割線が無くなっています。ホイールは新製時から銀ですが一部営業所では赤く塗った期間もあったようです。
※2019年全廃
2004年後期導入分からは規制記号が変わりPJ-MP35JMとなります。2005年まではKL-MPも平行して生産されていたため、岐阜バスや南海バスなどそちらを入れた事業者もありました。名鉄はどっちもいるのでとてもややこしいです。特に15代おまえだけは許さん。
神奈中車の仕様は先程のKL-とほぼほぼ変わりませんが、バスコレで表現できる部分では非公式側路肩灯直後に分割線が1本増えてます。実車だと前面の社紋が「かなちゅう」ロゴになったり前輪のハブの辺りが微妙に違う点が判別ポイントでした。
KL-からこの代までに言えることなのですが、バスコレ製品とはフォグの大きさが違うため、きっちり作ろうとすると19弾のノンステから移植するか自力で拡大することになるでしょう。顔面やクーラーをトレードして一緒にPJ-後期タイプのノンステを作ると無駄がなくなりそうです。
まだかなりの台数が在籍していますが時間の問題でしょう。
こちらもPJ-MP35JMですが、2005年末導入分から灯火規制に対応し、見た目もかなり変化しています。
・フォグランプが小型に
・クーラーのファンが6つ→4つに
・両側面にリフレクターがつき、干渉する部分のグリル開口部形状が変化
・リア補助灯の廃止
他に非常口ドアコックの形状が違うような気がしないでもない。
バスコレで製品化されているのはこのタイプなので、加工するとしたらパネルラインを彫るくらいでしょう。2007年まで導入が続きましたが、2006年導入分くらいまではナンバー灯にカバーのようなものがついています。
2007年夏からは次のモデル「PKG-MP35UM」が発売されたため、6M70搭載車はこの代が最後となりました。
ここまでタラタラと説明してきましたが、移籍先でもこの仕様がそのままとは限らないので参考程度にご覧ください。神奈中時代でも社紋のないKL-とかいたのでね。も171とか。
最後にPJ-(灯火規制前)のタイヤを載っけておわりにします。
広がれ神奈中古の輪!!!!!!!!
おわり。
(不)定期更新
毎度お馴染み流浪の管理人さがみのです。
前回が4/30だったので令和初の更新ですね。だからと言って特に変わりはないのですが、まだ平成31年と書きそうになる自分がいます。
えーご覧の通り23弾の加越能です。しかも5台。
こちらはバスイラストでお馴染みの豊○車両工房さんからなんと無償で押し付け譲渡されました。本人曰く「おみくじハズレ枠だしこんなにいらない」とのことですが、どんだけ太っ腹なのか、ありがたい限りでございます。
これだけあると何作ろう、となるのが当然の流れな訳ですが、元の会社が事業者限定で製品化された以上戻すわけにもいかず、少々悩んでいるところです。とりあえず1台は沖縄バスで確定、もう1台は秋田中央辺りにしようかなと思っています。考えるのはタダなので✋ 冒険してMK27… とかも考えましたが、手持ちの資料が少ない上に窓その他諸々が厄介なので恐らくやらないです。はい。
それではまた来月お会いしましょう。おわり。